2017年4月1日 第二回 あきさわ学園プロジェクト

小道さんぽ・竹林の伐採のお手伝い

 まず最初の活動として、あきさわ園近くの小道を歩き、神社へ豊作祈願にいきました。
 寒い日ではありましたが桜も咲いており、神社の歴史を秋澤さんから伺いながら、全員で参拝をしました。

 その後竹林へ移動し、伐採した古い竹を移動させる作業に移りました。竹は約60年の寿命で、今回のように寿命が過ぎた古い竹は伐採する必要があるということを学びました。
 一見、量も多く大変そうに見える作業でしたが、みんなでテキパキとこなしあっという間に終わらせることができました。

筍掘り

 次に、場所を移動して筍堀りを行いました。
 竹林の中を歩きつつ、足の裏になにか突き刺されるような感覚があれば、そこに筍があるとのこと。みなさん、神経を足の裏に集中させ、探し回ります。
 探していくうちに筍を発見!見つけたものは、くわで掘り起こして収穫です。

お昼ごはん ~学生さん達の手作り料理~

 午前の活動を終えると昼ごはんに。今回も神奈川大学の学生さん達が朝から用意してくださいました。今回のメニューは、白米・豚汁・ジャーマン里芋。デザートにネーブルとデコポンとキウイを頂きました!どれも美味しく、午後の活動にむけて英気を養いました。

玉ねぎ畑の視察・たき火

 午後の活動は、11月に植えた玉ねぎ畑の成長の様子を視察しにいきました。
イベント前日から降っていた雨の影響により、本来ならば玉ねぎ畑の草を取りに来たのですが、濡れている中で草を採ると玉ねぎの葉っぱが折れたり傷ついてしまうとのこと。更に、傷つく中でばい菌が入ってしまい病気になりやすくなるので、今回は玉ねぎ畑の視察のみに変更となりました。
 約5か月ぶりに玉ねぎ畑を再訪すると、玉ねぎの葉は立派に成長し、あたり一面に生い茂っていました。植物の成長の凄さを目のあたりにした瞬間でした。

 そして更に移動し、午前中に処理した古い竹や、雑草に火をつけてたき火を行いました。学生さんたちが手際よく準備を行い火をつけていきます。火がついてからも、枝や木を随時投入していかないと火が弱まっていくので、片時も目が離せません。社員一同必死に働きました笑

 焚き火は、畑のある山を守るため、道の脇の枯れた竹の整備や、このエリアの産地のみかん畑で出た枝を燃やし、土に戻し循環させるために行うそうです。
 玉ねぎという農産物を通じて、玉ねぎに付随する周りの環境と共に生きること、自然の循環の中で、生きること、繋がっていることを少しでも感じて頂けたらと思い、学生たちがみんなで考え企画してくれました。

アロマワックスバーづくり

 雑草を一通り燃やし終えると、次はアロマワックスバーづくりを行いました。
 アロマワックスバーとは、ドライフラワーなどをデコレーションしてつくる、火を使わなくても香りがするキャンドルのようなものです。

 今回はミツロウを使用して、ハート型とチュロス型に作っていきます。各々のデコレーションを施したアロマワックスバーが完成。とても楽しい時間を過ごすことができました。

第二回を終えて

 今回も、さまざまな企画の元、寒い中ではありましたが、非常に楽しく過ごすことができました。 なかでも前回植えた玉ねぎの成長には目を見張るものがありました。
 5月に行われる第三回には収穫の時を迎えます。
 約半年にわたるあきさわ学園の最後にどんなクライマックスが待っているのか、今から楽しみです。