活動記録 -Report-

お手伝いに行きました(2017/08/02)

ご挨拶

第1回目の更新です!
月に1~2回程度の更新となりますが、ご愛読の程よろしくお願いします。

7月15日にあきさわ園にて農作業のお手伝いと打ち合わせをしてきました。
神奈川大学の学生さんのほか、東京農業大学の学生さんも交えて、農家のプチ体験を行いました。
夏本番というような強い日差しの中、たまねぎの検品、袋詰め、また第1回目のイベントで収穫体験を行うブルーベリー、みかんを含むあきさわ園の野菜や果物の畑を見学しました。

たまねぎの検品、袋詰め

あきさわ園で収穫された下中たまねぎの検品と袋詰めを行いました。
男性陣は検品、女性陣は袋詰めを行いました。
検品は収穫されたたまねぎのなかで切り口が傷んでいたり、状態が悪いものを選別し、外側の土などがついた皮を大まかにむいていきます。
袋詰めの作業では、検品されたもので見落とされたものはないかを確認しながら、スーパーなどで見かけるたまねぎの状態まで皮をむいて、サイズごとに袋につめていきました。

初めは慎重になりすぎてなかなか進みませんでしたが、段々とコツをつかんで作業できるようになり、話す余裕も生まれ、学生さんや秋澤さんとたくさんお話しすることができました。
お仕事の話だけではなく、プライベートなことなども聞くことができ、距離が縮まったように感じました。

お昼

緑のカーテンならぬ、キウイの屋根の下、秋澤さんや学生さんと一緒にお昼ご飯を頂きました。
持参したお弁当と、あきさわ園で採れたトマトやきゅうりのお漬物、ナスやズッキーニの和え物、ジャガイモの煮物、下中たまねぎのオニオンスープをご馳走になりました!
どのお野菜も今が旬のものばかりなこともあり、新鮮でみずみずしく、作業をした後だからということもあるかもしれませんが、普段食べているものよりもとてもおいしく感じました。

また、第1回目のイベントのお昼ご飯をどのようなものにするかを話したり、今回一緒に作業をした東京農業大学の皆さんの活動についても伺うことができました。

農場見学

イベントで収穫するブルーベリー、青蜜柑、その他あきさわ園の畑を案内していただきました。
ブルーベリーの木にはすでに実がなり始め、私たちになじみのある紫色のものから、なりたての小さな赤いものまでありました。
この子達が熟して、収穫し、頂くのがとても楽しみです!

今年4月にたけのこの収穫を行った竹林には、大きく育った竹たちの木陰が、外とは思えないほど涼しい空間を作り出していました。
竹林の中には小川も流れていて、目からも涼しさを感じることができました。

イベントで収穫するみかん畑を横目で見ながら収穫したみかんを寝かせる蔵、みかんの”シャトー”へ案内していただきました。
壁は20センチほどの厚みがあり温度管理がされていて、また空気の循環がきちんと行われるような造りになっているそうです。
みかんの状態によって、寝かせる時間を延ばしたり、縮めたりし、最適な状態で出荷されます。
農家さんの培ってきた経験でなせる技ですね。

とても自然豊かで、暑さも気にならないほど癒されしまいました。


まだ熟し加減はばらばらですが、
ブルーベリーの実がたくさんついています。


ひんやり心地よかったです。


ここでみかんたちは出荷されるのを待ちます。


あきさわ園を見学している途中、
山の上から海を眺めることができました。

打ち合わせ

神奈川大学の学生さん、先生、そして秋澤さんと打ち合わせ。
当日のイベント内容や、スケジュールを考え、またこのホームページのことなどをご報告しました。
私たちは学生さんの手助けをする立ち位置ですが、積極的によりよくできるよう考えていきたいです。

終わりに

まず感じたのは、農家の方々による収穫作業の大変さです。
今回は日陰の中で行う作業だったため、作業中はあまり感じませんでしたが、見学の際に少し回っただけでもばててしまい、実際に収穫などの作業をしたらどうなってしまうのだろうか...?と考えてしまいました。
そして、今回体験させていただいたたまねぎの作業も、いつもは秋澤さんが一人で行うとの事で、暑さだけでなく作業量の多さも感じました。

秋澤さんのお話の「自分だからできること」というフレーズがとても印象的でした。
あきさわ園は300年以上前からみかんの栽培を行っていて、折角そのような場所に生まれたのだからそのことを発信していきたい、そして日本に生まれたからには日本の季節に合った作物を、本来の旬の時期に食べてほしい。
また、体験のイベントなどを通していろいろな方に農業についても触れてほしい、いろんな思いをうかがうことができました。
今回のイベントは今年で2年目。
一緒に行う神奈川大学の学生さん、そして私たち、一人ひとりが自分らしい考えや思いを分かち合うことで昨年とは違った今年らしいイベントにしようと思いました。