活動記録 -Report-

2019年度 第1回目の農業体験を実施しました。
(2019/09/01)

今回も良いお天気に恵まれ、まるひろ園さんで通算3回目になるイベントがスタートしました。

青みかんの摘果

今回はイベント初となる、リブラスと神奈川大学さんの混合で3グループに分かれ、成長しきれていない少し小さめの青みかんの摘果を行いました。
この「少し小さい」の判断がなかなか難しく、同じグループの学生さんや原さんに確認しながら作業をしました。
お馴染みの作業ではありますが、いつもと違うメンバーとお話しながら楽しく作業をすることができました。

夏野菜の収穫

まずはモロヘイヤの収穫です。
「好きなだけ採っていいですよ」ということで、事前に配られたビニール袋にどんどんモロヘイヤを詰めていきます。
採りたてで葉が元気なうちはボリュームがありますが、いざ調理に使うとなると意外とかさが減るため、たくさん採らせていただきました。

2グループがモロヘイヤを収穫している間、残りの1グループはバターナッツの収穫をしました。
バターナッツとはカボチャの品種で、普通のカボチャと違って皮はオレンジ色で、ひょうたんのような形をしています。
名前も見た目も今回のイベントで初めて知りましたが、その甘そうな名前にいったいどんな味がするんだろう…と心が躍りました。

モロヘイヤとバターナッツのエリアから、去年の夏にも収穫を行ったキュウリの畑に向かいます。
到着してすぐに気づきましたが、特大サイズのキュウリが葉っぱから顔を出していました。
そのすぐ隣には、これまた特大サイズのゴーヤが生っている畑が連なっており、参加されたお子さんが収穫したゴーヤは明らかに顔よりも大きく、その大きさに驚きながら楽しく収穫を行っていました。
ビニール袋に収まりきらないくらい大きな野菜をたくさん収穫させていただきました。

栗の収穫

野菜畑から少し外れたところには、イガ(栗のトゲ)に包まれた栗たちが一面に広がっていました。
到着して最初に行った作業は、時間が経過して半腐りとなったイガを処分するために1つの場所に集めるというものでした。
イガは全盛期ほどではありませんでしたが、その鋭さを失ってはおらず、専用手袋ではない軍手の隙間を掻い潜って攻撃してきます。
半腐りということもあってか強烈な匂いを発しながらも着々と一ヵ所に集められていきました。
残った時間できれいな栗を拾い、他の野菜と一緒にビニール袋へ詰めていきました。

昼食

素麺、栗ご飯、桜ご飯、モロヘイヤのおひたし、しそジュースをいただきました。
そうめんはめんつゆに摘果して採ったばかりのみかんの果汁を使い、また、細かく刻んだモロヘイヤをいれて、夏にぴったりなさっぱりしてねばねばが癖になる一品でした。
今年の春に咲いた桜を使用した桜ご飯としそジュースは原さんのご家庭でつくられたもので、とてもおいしく、皆さんお箸が進んでいました。
こうした農家さんのご家庭で普段から食されているものをいただけることはなかなかないため、農家さんの生活に触れることができるとても良い機会となりました。

まとめ

今年は「SDGs」について知ることがテーマでした。
イベント前のお手伝いややり取りを通して、弊社でも何かできることがあればと考えていました。
学生さんとも相談し、お土産や販売会で買った野菜を入れて帰るためのエコバックを作成し、配布しました。
これから買い物のときなどに使用していただき、少しでもビニール袋の削減に役立てればと思います。

新しいプログラムやメニューを組み込んでいただき、新鮮で楽しい時間を過ごすことができました。
今回参加できなかった人にも次回はぜひ参加していただきたいと思います。

ありがとうございました!